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ナオティがこれまで考えてきたことや経験してきたこと、興味などをネタにしていろいろなことを書いていきます。

コンビニ店員編(4):ファミマ店員の頃の僕の時給やシフト

ぽつぽつと過去編について書いておりますが、いつも読んでくださっている皆さんに感謝いたします。

 

さて、今回はコンビニ店員編でもファミマにいたころの僕の時給やシフトの話をしましょう。

 

(1)時給のお話

 

皆さんもコンビニの募集広告をたまに見かけるかもしれませんが、コンビニの時給はあまり高い方ではありません。東京の都心で900円台から1000円台、少し都心から離れると800円台、そしてそれなりの地方に行くと700円台はざらです。

 

ちなみに東京でも多摩地域あたりでも700円台のコンビニをちらほらと見かけた記憶があります。逆に時給1000円を超えるお店があるとしたら東京でも都心中の都心あたりまで行く必要があります。

 

それらを踏まえたうえで僕のファミマ時代の時給についてお話します。まず2006年4月に入社した時点で900円でしたが、その後、その年の夏くらいには960円という扱いでした。かなり短期間で60円も時給が上がったという意味では、うらやましく思う方もいるでしょう。

 

当時の店長からかなり期待されていたことを今でもよく覚えていますし、いかにその期待が大きかったかというのをうかがわせるような時給設定だったともいえます。

 

2008年には準社員ということになり、月給で20万円もらっていました。ここまで来ると同じ店のスタッフの中では出世した方というようにも見えますが、ただかなり半端なく忙しくなったのも事実です。あとで触れるようにシフトもこの時期には夜勤もこなすようになりましたし、ある時は店長(先ほど触れた方とは別の人)がなかなか来なくて17時から次の日の15時近くまで仕事していたこともあったほどです。

 

まあ、この店長のことについてはまたいずれかの回でお話しすることになりますので、頭の片隅にでも入れて覚えておいてもらえるといいでしょう。

 

(2)シフトのお話

さて、ファミマ店員時代の僕のシフトですが、当初は朝の8時から17時という、いわゆる日勤のシフトでした。この店にはこのほかにも夕勤で17時から22時のシフト、夜勤で22時から次の日の朝8時のシフトと、いわば三交代制で成り立っていました。

 

シフトごとのスタッフの人数も決まっていて、日勤で3人、夕勤で2人、夜勤で1人となっていました。これはオーナーが決めた方針なのだそうです。

 

一日のスケジュールについては次回お話しますので、お楽しみに。

 

それで、大体夏くらいまでは日勤の時間帯で入っていましたが、その年(2006年)の後半からはたまに夕勤も入るようになりました。夕勤の時にレジに立っていた時、日勤に比べてすごく暇だったのを覚えています。

 

そして、2008年の6月ごろからは夜勤(基本的に金曜の夜)もやるようになりました。ちょうど準社員になる前後のあたりでした。一応当時の店長からはやり方は教わりましたけど、ほとんど口頭で話を聞いて終わり、という感じでした。

 

ちなみに、夜勤のスタッフはどうしても生活が昼夜逆転するみたいで、僕も夜勤が終わった後はそのまま電車に乗って帰って、昼間は家で寝るという状態になっていました。ただ、夜勤の疲れからか降りる駅を乗り過ごしたことも何度かありました。

 

ちなみに家で昼間に寝る時というのは、秋など昼間が比較的過ごしやすい時期ならまだいいのですが、真夏のように昼間がすごく暑い時期の場合はエアコンをかけていないととても眠れたものじゃないです。

 

そして、大体夕方に起きて、そのまま夕食を食べたり、テレビを見たり、読書をしたりとほんのわずかの夜の時間を思いのままに過ごしました。ある時は夜中に自転車で出かけるということもやったことがあります。

 

(3)休憩時間のこと

 

コンビニの店員にもちゃんと休み時間はあります。もちろん、いつごろにどのくらい休憩を取るのかはその店の状況によりますが、僕のいた店では午前と午後に30分ずつ、交代で取っていました。この時間を使って昼食をとったり、昼寝をしたりします。

 

休憩を取るには、当時は名札の裏に4つのバーコードがあり、そのうちの「休憩開始」と書かれたところをスキャナー(バーコードで読み取る機械)で読み取ります。すると、レシートが出てきてそこに書かれている時間から30分間休憩を取ることになっていました(今も同じかどうかまではわかりません)。

 

そして、休憩から戻ってきたときには「休憩終了」のバーコードをスキャナーで読み取ることになっていました。

 

なお、休憩時間中にレジが混みだしたら、一時的に休憩を中断し、レジでお客さんをさばいた後で落ち着いたらまた休みに戻るということもしていました。ちなみに、休憩中に混んでいるのがわかる方法は2つあり、1つはレジに立っているスタッフがレジ下の白いブザーを鳴らすこと、もう1つは休憩中のスタッフが防犯カメラのモニターで確認することです。

 

ただし、先ほども書いたように夜勤の人は1人なので、夜勤でも特にお客さんがほとんど来ない3時台あたりに思いきり休憩時間をとります。僕の場合は、この時間に廃棄のおにぎりを食べまくっていました(笑)

 

(4)おまけ:ファミマ店員の服装

 

最後にファミマ店員の服装についてもお話ししておきましょう。

 

毎日のようにお客さんとしてファミマに出かける人の中にはチェックしている人もいると思いますけど、ファミマ店員の制服は黒色で、そこに白で「FAMILYMART」のロゴが入っています。ちなみに、大昔はもう少しカラフルで緑と白、オレンジの三色のものでした。

 

しかし、実は黒色の制服の下にはワイシャツを着こんでいるうえ、さらに緑色のネクタイまで締めています。これはおそらくは他のコンビニチェーンの制服では見られないパターンといえるでしょう。なぜここまでするのかは謎ですけどね。

 

ちなみに僕はネクタイを結ぶのがあまりうまくないので、よくいろいろな人に「それおかしいぞ」と笑われたものです。

 

さて、次回は働いていたファミマの1日のスケジュールについてお話していきます。これで日ごろのコンビニ店員の生態がよりわかるようになるでしょう。どうぞお楽しみに。