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ナオティがこれまで考えてきたことや経験してきたこと、興味などをネタにしていろいろなことを書いていきます。

コンビニ店員編(6):ファーストフードについて

 こんばんは。いつもこのブログを見ていただいてありがとうございます。過去編のコンビニ店員編も今回が6回目となりました。

 

今回はファミマにいた頃に扱っていたファーストフード、つまりフライドチキンとか中華まんとかについてお話しますね。ちなみに、おでんは扱っていませんでしたので、ここでは省きます。ただし、ローソンの店員時代に思いきり扱いましたので、その時の話の際にあらためて触れていきますね。

 

(1)チキン系

コンビニのチキンといえば、どこもかしこも似たり寄ったりなように見えますけど、細かく見ていくとチェーンごとに割と違いがあるのです。

 

んで、ファミマでチキンといえばファミチキがあり、今ではファミチキだけで種類がいくつかあるらしいそうですね。でも、僕が店員になりたての頃はファミチキすらありませんでした。

 

では、どんな種類があったのかといえば、骨付きのフライドチキンとスパイシーチキンはありました。スパイシーチキンの方は文字通り辛いチキンで、僕も食べたのは1度くらいだったような…。

 

作り方は簡単で、フライヤーで揚げるだけです。ただし、フライドチキンの方が気持ち長めに揚げる感じでした。

 

ちなみに、ファミチキが登場した頃はちょうど僕も店員をやっていて、やはり骨がないだけに当初からバカ売れしていましたね。

 

(2)ポテト系

こちらはフライドポテトとハッシュポテトとがありましたね。フライドポテトの方が作り方がちょっと複雑でした。記憶を頼りに書いていくと、袋に入ったポテトをレンジで1分解凍する作業を2回やります。その後、10分ほどフライヤーで揚げ、その後油を切った後でもう1度3分ほど揚げます。

 

そのあとボウルに移して、調味料(スパイスなど)を加えて両手でボウルを持ち上げてかき回します(ちょうどチャーハンを中華鍋で揚げるような動作です)。そのあとは紙パックに盛り付けて出来上がり、と。1袋で6人分作ることができます。

 

ハッシュポテトの方はフライヤーで1分程度揚げるだけでよかったのですが、気をつけないといけないのがあまりにもやわらかいというところで、什器に入れる時などに破れる恐れがありました。ちなみに破れた場合は廃棄処分していたような…。

 

(3)フランク系

フランクフルトとアメリカンドッグですね。両方ともそのままフライヤーで揚げてできあがりで、フランクフルトは4本、アメリカンドッグは3本一度で作っていました。

 

ちなみに僕がファミマを辞めただいぶ後にチーズフランクというのも出ましたけど、おそらく作り方は変わらないだろうと思います。

(4)コロッケなど

コロッケやクリームコロッケ、カレーパンというのもありましたね。まあ、惣菜ということであればラインナップされるのにふさわしいのでしょうけど。これも作り方はフライヤーで揚げるだけでした。

 

ただ、コロッケについてはごくたまに揚げすぎて中身のじゃがいもやクリームが出てきたこともあったような…。

 

(5)チキンなどの出し方

お客さんに出すときはファーストフードの種類によって若干違いがありました。チキン系であれば袋に入れ、フランクフルト系であれば細長いの袋に入れて、ケチャップとマスタードを一緒にいれていました。

 

また、コロッケ関係は袋に入れたうえで、ソースと一緒に渡していました。ポテト系は専用のビニール袋に入れて上をシールで止めた状態で渡しました。

 

(6)中華まん系

今でこそ中華まんはいろいろと個性豊かなものが売られていますけど、僕がファミマにいたころはどちらかといえば正統派なものばかりでした。

 

ラインナップとしては肉まんやピザまん、あんまん、塩豚まん、炭火チャーシューマンといったところでした。

 

作り方は冷凍状態の中華まんを専用の什器に入れて蒸かすだけですが、できあがるまで40分から50分は必要でした。そのため、入れた直後に「〇〇まん XX:XX~」と販売開始時間を書いておくのがお決まりでした。

 

しかし、たまにそのメモを書き忘れていたために、完全に蒸かしていない状態の中華まんを売ってしまったという店員もいました。

 

ちなみに、中華まんを売っていた時期は9月ごろから4月ごろまででした。

 

(7)売れ残ったファーストフードは最後どうなるか

最後に売れ残ったファーストフードがどうなるのかというところだけ書いておきましょう。

 

先に結論から書けば、廃棄登録した後に、レジ下のごみ箱に捨てられることになります(もったいない!!)

 

僕のいた店はまだかわいいもので、なるべく長時間の間売っていました(これも別の意味で問題なのですが)。ただし、直営店(本社が直接経営するお店のこと)の場合はマニュアルにもっと厳しいはずですので、販売時間(6時間くらい)が過ぎたら即捨てるということをやっていたはずです(後に働いたローソンの直営店がそういう感じでしたので)。

 

なお、僕が働いていたファミマでは扱っていなかったのですが、おでんについても販売時間の期限が来たり、見た目の色が悪くなった時点で捨てていたと考えられます。

 

最近、恵方巻きの大量廃棄のことなどで食べ物の廃棄問題が話題になっていますけど、こういう問題はいずれにしても向き合わないといけないのかなとあらためて思います。

 

(8)まとめ

ファミマ時代のファーストフードについて書いて見ましたけど、わりと作り方が複雑なのでびっくりした方もいるのではないでしょうか。いずれにしても、これがコンビニの日常の一端であるともいえます。

 

個人的には、最近、と言ってもここ4年ほどでコンビニでコーヒーも扱っているようなお店ばかりになってきたので、その点も含めて、今のコンビニの店員さん大変だなと同情せずにはいられません。

 

さて、次回からはレジ接客の話を何回かに分けてやっていきたいと思います。

今回も読んでいただいてありがとうございました。それでは、また次回に。