World to World

ナオティがこれまで考えてきたことや経験してきたこと、興味などをネタにしていろいろなことを書いていきます。

自分の安定はもう自分で切り拓く!

 みなさま、今の時代は実に厳しい時代です

私たちが生きている2010年代の今(まもなく2020年代になろうとしていますが)、本当に厳しい時代です。

 

いくら就職活動をしてもうまいこと会社員の椅子を得られるのはかつてほど多くありません。最近は景気も回復して、企業の中には強気で採用活動をするとしているところも増えてきていますが、それでも今後数十年を考えればいつまでそれが続くかわかったものではありません。AIやロボットなどが台頭する可能性が大いにあり、単純労働はもちろんのこと多くの業種がとって代わられることになるためです。

 

さて、もし会社員というか正社員の椅子が得られないとなると、人によってはそれに対する保険として公務員になろうと考える人も少なくないでしょう。

 

確かに公務員は地位そのものは安定しており、よほどの悪いことをしなければ一生安泰ものといえます。が、ちょっと待ってください。ここ20年ほどの行政改革で公務員の椅子(つまり定数)の数は減ってきていますし、公務員試験も難易度が上がる一方です。あきらめろというわけではありませんが、かなり勉強したり面接対策をしたりして臨まないと厳しいともいえます。

 

とまあ、ここまでネガティブなことばかり書きましたけど、それもこれも今の社会が厳しい時代であることを認識しておいてほしいためです。

 

それなら自分で何とかしよう!

確かに厳しい時代ではありますが、その分昔に比べて自分で何とかできる時代にもなってきました。インターネットの発達などによって個人でビジネスを始めることも以前に比べたらずいぶんとハードルが低くなったものです。

 

株式投資などで一儲けしようという人もいれば、ブログや動画を投稿し、そこから広告収入で食べていこうという人たちも出てきています。動画に関しては、近年、子供たちの将来の夢にYouTuberがランクインされるほどで、それだけ市民権を得るようになってきました。

 

また、クラウドソーシングで仕事を得てIT関係やライターとして生きるという人も増えてきています。人によってはクラウドソーシングだけでは食べていけないという人もいますけど、それなら仕事を増やすなり自己投資するなりして収入を上げるよう尽力すればよいというだけのことです。

 

また、このところ副業が奨励されてきています。今までなら会社などの就業規程で禁止されていたものですが、それも徐々に緩和されてきています。ネガティブな言い方をすれば、「今までのように会社は面倒を見てくれない」ということになりますけど、ポジティブに言えば「これは自分の力を信じて、安定を目指すチャンス」ととらえることもできるのではないでしょうか。

 

いずれにしても、今までみたいに組織の力をあてにしているだけでは、安定はおろか生きていくのすら難しい時代となってきているのです。

今の状況を嘆くのならまずは情報集めや行動を!

それでも、「しょうがないじゃないか、今の状況は簡単に変えられない」という人もいるかもしれません。お気持ちはわかります。

 

でも、自分の今の状況を嘆いたり、会社や社会の愚痴をこぼしたりしたところで何か得られるものはあるのでしょうか?たしかに、短期的な憂さ晴らしにはなるかもしれません。しかし、それだけのことです。根本的に状況が変わらなければ、何にもならないのではないでしょうか?社会の厳しい状況はともかく、自分の今の状況ならば変えるために動こうと思えばできます。

 

ひとまず、情報集めからでも始めてみるのはどうでしょうか?今の自分の収入を増やすのにうまく両立できる副業があるかどうかや、自分の趣味や好きなことを何らかの形で行かせるかどうかなどを模索するだけでも違うかと思います。

 

いずれにせよ、これまでのように国や会社といった組織が安定をもたらしてくれる時代はとうの昔に終わっています。だからこそ、これからは自分自身で自分の力を発揮していくかがカギとなっていくといえるでしょう。